- 作者: 酒見賢一
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2010/02/09
- メディア: 文庫
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読みました。
「ピュタゴラスの旅」「エピクトテス」「童貞」は既に読んだことがあったので、それ以外を読みました。
この人は、なんか考えていることが変で、とっても独特な感じがします。
そういえば、『語り手の事情』の続編とかでないんだろうか。
読みました。
「ピュタゴラスの旅」「エピクトテス」「童貞」は既に読んだことがあったので、それ以外を読みました。
この人は、なんか考えていることが変で、とっても独特な感じがします。
そういえば、『語り手の事情』の続編とかでないんだろうか。
読みました。とってもおもしろいです。でも、なんか危険な香りがします。うすうす予測はしてたんですが・・・。でも、そういう方向性には行かないよねえ。
この表紙はインパクトあるんですが、読者を増やす方向に持って行くのか減らす方向に持って行くのか。
昔書いたことや最近思ったことなどを適当にまじえて箇条書き。
http://d.hatena.ne.jp/ita/20100228/p1
経由で
「The Unravelling of the Real 3D mandelbulb Fractal」
http://www.skytopia.com/project/fractal/mandelbulb.html
なんかすごいです。(←感想が貧しいのは理解が弱いから)
http://nosumi.exblog.jp/10805459/#10805459_1
私からは「これからの科学・技術研究についての提言(神経科学者SNS若手有志とりまとめより)」と題して、これまで、大所高所から出されたものに加えて、現場目線の若手がまとめた「提言」を紹介し、若手の意識が科学政策に向いたことによって、このような「提言」につながった経緯を説明しました。
そして、この提言メディアでの取り上げられ方には問題があること(あたかも「研究費に無駄がある」ように書かれているものがあるが、それは本意ではなく、無駄が生まれてしまうようなシステムに問題がある)をまず指摘しました。
(このような問題は、決して「神経科学」の分野だけに限ったことではありません)
そうだと思う。
その上で、若手の現場意識にも、きちんと制度が理解されていない点(例えば、科研費の年度繰り越し等)や、中央で議論されていることが浸透されていないこと(例えば、業績評価におけるインパクトファクターや引用数の扱い等)があり、科学コミュニティーの中にも世代間、あるいは立場の違いによる溝があること(つまり、コミュニケーション不足であること)を挙げました。
業績評価におけるインパクトファクターや引用数の取り扱いがどうなっているのか気になるなあ。
さらに、今後、国民の理解を得つつ研究を行う上で、例えば米国のAAASに相当するような科学普及団体が必要であろうことを述べました。
なるほど。
ちょうど津村政務官にも聞いて頂くことができたのは幸いでした。
現政権ではいわゆる政府三役が施策決定に大きな力を持つということになっていますので。
是非、良い方向にこのような提言が活かされればと願っています。
こういう話がトップの人に聞いてもらえると言うことはとっても良い事だ。
http://huzi.blog.ocn.ne.jp/darkness/2010/02/post_255f.html
独立革命に成功した一番目の国は、1776年7月4日に独立を宣言したアメリカ合州国です。しかし、革命の中身が違います。奴隷制を廃止し、あらゆる皮膚の色の、あらゆる人々に自由と市民権を与えた最初の国はハイチであったのです。
そうなんだ。知りませんでした。
私が、上に、アメリカ独立宣言を少し詳しく紹介したのは、この点を強調したかったからです。もう一度、引用した独立宣言の冒頭の部分を読んで下さい。その“すべての人間”の中には、黒人奴隷と先住民(インディアン)は含まれていなかったことも再確認して下さい。
それは確かに。
この麗々しい独立宣言の文面に忠実であるとすれば、サン・ドマングの黒人たちこそ、圧政に反抗して自分たちの政府を創設するに最もふさわしい人間集団(people)であったのですから、アメリカは双手をあげて、この独立革命に賛同し、それを支持し、新しく生まれた共和国を直ちに承認すべきであったと言えます。
確かに、論理的にはそうだと思う。でも、アメリカはそうしないわけか。
実際、歴史的記録によると、初代大統領ワシントン、第二代大統領アダムスまでは、黒人奴隷の大反乱という事態が甚だ好ましくないと思いながらも、その独立革命の意義は認めざるをえず、対ハイチ政策にもどこか及び腰の気味があったのですが、独立宣言の執筆者であるジェファソンが、1801年、第三代大統領に就任すると、ハイチを危険国家と認識する政策を明確に打ち出して来ます。それから200年間、アメリカによる過酷極まりないハイチ共和国いじめが今日まで続いているわけです。
そして、地震か・・・。
ここ200年くらいの、中南米の歴史に関してちょっと興味が出てきてしまった。まあ、優先順位的にあんまり高くならないんだけど・・・。他にも学ばなければいけないことがあるし。