25歳以下は読まないこと。
Kohori：いつも思いますが、書いたものに厚みがない気がします。
Menou ：足りない厚みは、読者の人生の厚みで補ってくれることを期待する。
Kohori：それが言い訳のつもりですか？
Menou ：別の言い方をすれば、「えーい、こんなの読んでないであっちへ行ってしまえ」かな。
Kohori：また自暴自棄のふりをするのですか・・・。
Menou ：では、この言及自体も作品の一部。
Kohori：独創性の欠片もない返答をしますね。期待はしてませんでしたけど。
Menou ：私が面白いと思うところは、面白いと思われないかもしれんが。
Kohori：たしかに。
Menou ：えっと・・・、何が確かなの？
Kohori：私達が面白いと思わないところも、面白いと思ってくれる人がいるかもしれないですね。
Menou ：うん、それが公開する理由のひとつ。
Kohori：当たり前だと思うことは面白いと思わないでしょうけど、私達にとって当たり前のことが他人も同じわけではないですしね。
Menou ：文章を書いて、他人に読んでもらうということは、他人を操作することにつながる。
Kohori：唐突に話題を変えますね。読んでもらうことを前提とするなら、話の流れを考えてください。
Menou ：私は他者を操作するつもりで書いているけど、その操作対象をかなり絞っているつもり。
Kohori：読者対象を世界で3人くらいに絞っているような気がしますが・・・。
Menou ：さらさらと読んで欲しいのじゃなくて、読んでいて、「あれっ？ここは何？」って引っかかって欲しい。
Kohori：また、そういう贅沢なことを。
Menou ：うん、その返答が好き。
Kohori：えっ、何？
Menou ：それでは、また。
Kohori：なんか、釈然としないです。
