お金の事、学ぶこと、働くこと、時間を使うこと、遊ぶこと

大学教授の年俸がどれくらいかはよくわかんないが、仮に1000万円としよう。

週休二日だと一年の2/7は少なくとも休み。261日程度働く。まあ、祝日とかもあるから250日働いていることにしよう。

そーすると、1日あたり4万円程度の仕事をしていることになる。

1日8時間働くとしたら、時給換算で5000円だ。

つまり、教授に1時間個別指導してもらうとすると、5000円程度必要経費がかかるということ。そんなに価値があるかどうかをきちんと考えてみると良いだろう。

しかし、学生時代にそういうのを理解できるのかと言うと難しいかもしれない。人による、場合によるものかも。
単純に平均してしまうのはおかしい、同じ1時間働いても100000円分の仕事をしているときもあるし、1000円分くらいの仕事をしていない時もあるかもしれない。まあ、それはその通り。


大学生の授業料は現在どれくらいだろうか。国立大学とかだと、年間50万円くらい?最近は、もっと多いかな。250日大学にくるとすると、1日2000円払っていることになるね。でも大学って休みが多い。講義とかがあるのは4月〜8月と10月〜2月と考えると全部で10ヶ月。実質8〜9ヶ月くらいかもしれない。30×8.5×5/7と換算すると180日程度。一日あたり、2800円くらい。少なくとも2800円ぶんくらいの知識は付けたと思って毎日を過ごしているだろうか。どれだけ、自分の能力や価値観が向上したら、お金を払ったに見合ったものを手に入れたと言えるだろうか?これも人それぞれだね。

大卒の初任給の平均ってどれくらいなのかな。月給22万円くらい?ボーナス分を考えるともっと多いのかな。年俸換算で250万円くらいもらうとしよう。やっぱり250日働いたとして、1日1万円くらい稼ぐことになる。大学院生は、1日1万円稼ぐつもりで、学んだり研究をしたりしているだろうか。


自由に遊ぶことは、人の喜びに繋がることで軽視できない。それは、もしかしたら上記のくだらない金勘定を超越しているかもしれない。遊ぶのなら、「私は10000円ぶんくらい稼ぐ事ができる時間を贅沢に使って遊んでいるんだ」と前向きになって遊んで欲しい。遊ぶことはとっても贅沢なことなのだと思う。もっと気合い入れて遊ぶと良いだろう。ゲーム感覚で集中して遊んで欲しい。このゲームに勝てたら、死んでもいいくらいの気概と覚悟で遊ぶのがいいだろう。負けたら死ぬとか悲壮な感じでゲームをするのは推奨しない。「明日に道を聞かば夕べに死すとも可なり」という気持ちで遊ぶと良いのではないだろうか。

健康でいる時間。明晰に頭が働く時間。些末なことに煩わされないで集中できる時間。そういうのは限られているのだ。きっと二度と手に入らなくなってから気がつくのかもしれないね。