『Sybil Exposed』の山形浩生さんによる書評

http://www.amazon.co.jp/dp/143916827X/

そして、「シビル」の物語が、かまってほしくて話をねつ造する患者と、功を焦って患者に催眠術や幻覚剤まで使って人格をねつ造させる精神医と、それを描くことでジャーナリストとして大成したい作家という女性三人がグルになったねつ造なのだということを明らかにする。

面白い。

「多重人格ってあるのか〜」とわたしが思ったのは、『24人のビリー・ミリガン』(ダニエル・キイス) ISBN:9784151101045 の本だったと思う。

で、「やっぱり、ちょっとなさそう」と思ったのは、『心の仕組み』(スティーブン・ピンカー) ISBN:9784140019702 とか、『喪失と獲得』(ニコラス・ハンフリー)ISBN:9784314009683 とか、『自由は進化する』(ダニエル・C・デネット) ISBN:9784757160125 とかを読んだからかな。