「進路。」(『リリカの仮綴じ〆』の2004-01-31)

例によって、archive.orgより
http://web.archive.org/web/20040710120237/d.hatena.ne.jp/Ririka/200401

http://d.hatena.ne.jp/sib1977/20090429/p1 で引用した部分の前の所にあるものを引用

あるものを選ぶということは、ほかのものを断念すること。どうやってそれを見きわめればいいのだろう。どんな分野でも。たとえば読書。古典を読むのと現代のを読むのと、どちらを優先すれば。

自分の興味のあるのを選べばいいんだけど、でも、どちらにもあるから迷う。それにある程度進んでみないと、よりおもしろいのかわからないし。いま仮に、古典で10冊、現代ので10冊、惹かれる本があるとして、20冊読むこと自体は不可能ではない。でもそれぞれの1冊の向こうには10冊、100冊以上の世界が控えている。どこかにフォーカシングしなければ。

日本にいたときは、図書館や本屋さんで、ぴんとくる本に手当たり次第目を通し て、ある程度しぼりこむことはたやすかった。こちらで英語の本を相手にそのスピードでチェックしてゆくことはできない。人に薦められたりネットで評判に なってるのを注文すると、「なんかちがーう」ってことが多い。しかたないけどひどく効率が悪い。


この人の文章を読むと、もうちょっと頑張ろうって思える。学ぶ事の楽しさとかを思い出す。心臓がどきどきする。心が躍動するような。


誰かに強制されるわけでもなく勉強をする人って、なんだかよく分からない衝動に突き動かされているんだって思う。


最近(最近?)、ちょっと怠けていたなと思ったので、もうちょっと集中して作業しようと思いました。