- 12月から液体ヘリウムの供給制限をする事になった。
- それでアナウンスし忘れていたことがあった。液体として返却すると、その分だけ追加供給できるようになります。
- 例えば、12月に残り130リットル使って良いという許可を受けていた場合。容器に残っている30リットル分をすぐには使わないからという理由でセンターに返却したとする。その場合は、残り160リットルの供給を受けることができる。
- いつ使うか分からない液体ヘリウムを研究室に溜め込んでおくよりも、容器をセンターに持っていって、返却手続きをした方が、使用できる量は結果として増える。
- また別の話。
- 100リットル容器には基本的に90リットル以上入れてだしている。
- 100リットル注文して、でも10〜20リットルしか使わずに、80〜90リットル残して返却してくる研究室もある。
- そういう容器に、10〜20リットル追加して供給するのって効率が悪い。トランスファーチューブを冷やすために、ヘリウムが蒸発する量はだいたい一定だし。だから、できれば5〜10リットル程度の液体ヘリウムが入った容器にヘリウムを追加したい。
- よく分からないんだけど、100リットル容器で、80リットルくらいの残量があるのに、「入れて欲しい」って言ってくるところもあるんだよね。次の実験では、連続して大量にヘリウムを使う、という理由はあるのかもしれないけど。
- せめて、半分以下くらいになってから追加する、と言う事にしたいなぁと思う。
- 別の容器でも良い、ということだとそういう対応もしやすかったり。
- 「80→95」を6回やると90リットル分請求。「5→95」を1回やっても90リットル分請求。でも、手間的にもヘリウムのロスの面から考えてもできれば後者の方が無駄がないわけですね。
- ただ、これはセンターの事情でして。実験の効率性も重要ですし。あんまりうるさく言わない方がいいとも思っています。