http://d.hatena.ne.jp/sib1977/20130609/p3 の続き。
ネタバレあります。
感想というか、触発されて考えたこと。インプレッションの羅列。
折りたたんでおきます。
個別評価
- アクション。面白い。対魔女戦は面白いね。
- 背景。面白い。
- 物語設定。すばらしい。ファンタジー的というより、SF的だと感じました。
- 物語構成。すばらしい。無駄がない。
- 物語演出。面白い。キュゥべえとかほむらとかの不可解な振る舞いの意味が後でわかるようになっていることとか。
- 台詞。すばらしい。
- キャラの見た目。服装とか顔立ちとか。嫌いではないけど好きというわけでもない。
- 音楽、効果音。凄い雰囲気が出ているのが多い。サントラ購入しても良いかも。
・・・
考えたこととか。
- 承認欲求、やりがい、自分らしさ。こういう言葉の意味を考える事がある。
- 孤独が扱われている作品も気になる。また、絆やつながりなどに関しても気になることがある。
- 物語において、自己犠牲があると感動してしまうことが私にはよくある。
- あと、誰かに自分の事を理解して欲しいって言う欲求について物語の中で触れられると気になる。
- 「自己犠牲」と「相互理解」については、http://d.hatena.ne.jp/sib1977/20090323/p4 でちょっと書いた。
- 『白き魔女』(日本ファルコム)では自己犠牲が少し扱われている。
- 『灰羽連盟』では、「自分の事を理解して欲しい」って言う想いが扱われていると思う。
- 私は物語をたくさん知っている。だから、良い相互理解に固執してしまうことがある。あんまりそれ(理想)を求めすぎるのも、人を不幸にすると思う。
- 自己犠牲の物語に感動してしまう。すばらしい目的を見つけ、それに魂をかけることに憧れてしまう。
- そういう感動とかは、現実の私の生活とどうつながっているのだろうか。
- 関係ないと言ってもいいが。
- まどかは、その価値観に基づいて、「ルールが変だから、ルールを変えよう」という意味合いの事をしたわけだ。
- あるルールの中で足掻いてどうしても駄目だったら、ルールを変えるしかない。
- 自然法則は変えられないけど、社会の決まり事の多くは変えることができる。
- 物語の中での自己犠牲には感動する。
- でも、誰かに犠牲を強いるのは良くない。そして、価値にそぐわない自己犠牲をするつもりも私はない。
- 身の回りに、誰かの過度な自己犠牲があるのは望ましくないと思う。価値に対応した投資であるのならいいのだけど。
- ルールの変更というのはなかなか大変だ。
- ルールを変更して、さらに悪くなる場合もあるし。
- ルールを変更するために、関係者を説得する途中で疲れてしまう場合が多いのではないだろうか。
- 私は本なり動画なりを見て感動したりする。でも、その感動したってどういう事なの?って思い返してみることがよくあるのでした。
- 一人だけだと、抜け出せないループに陥ってしまうことがある。誰かを助けること、誰かに助けてもらうことが必要。