発表を聴いての感想というか、インプレッションの羅列というか、もやもや考えたことなど。
- NMRっていろいろ分かるんだなぁ、という感想を抱いたのであった。
- 実験装置の事についてもうちょっと説明して欲しかったかな。
- レベルクロッシングについては、スピンクラスターとかで話を聞くことがあるかも。
- DMとstaggered gテンソルで、多彩な磁性が生まれるのだねえ。
- NMRの緩和時間からギャップを見積もっていて、磁場によって系統的に変化していた。
- 中性子だとあんなに高い磁場まで出すのは大変だろうなぁ。
- ESRだとどうなるんだろう。結果はあったかな?
- 磁場中基底状態がどうなっているか?は、普遍的な興味。
- 交換相互作用やg値やDMがある程度見積もられととして、磁場中での磁気構造がどうなっているかも気になる。
- 有限の励起ギャップを持ったカゴメ格子反強磁性体というのは、面白いよねぇ。ギャップレスな磁気秩序を持つ系がつまらないというわけじゃないけど。
- 結晶が歪んでいるとかそういうのは些細な事である。そこで面白い物理が言えればいいのだし。
- 数理的にきっちりとしたモデルがあるのは良いですね。
- ・・・
- いま考えている研究もDMとかstaggered gテンソルとかで面白く解釈できないかな。
- ・・・
- 量子スピン系とかフラストレーション系の実験データの基礎的な解釈の仕方とかをまとめた物があれば、初学者向けになりそうだなぁ、などと思った。研究を始めたばかりの4年生が、実験データを見せられても意味がよくわかんないよね。
- 数値計算の結果の図の見方とかも、基礎的な解釈の仕方もまとめられた物があるといいよね。
- 「この図からわかることは何ですか?」みたいなのは、先生とか先輩とか、詳しく研究している人とかに聴けば良いわけだけど。
- ある程度分かった上で、つまらないと見なされるのは仕方がないと思うんだけど、分からないのにつまらないと見なされるのはもったいない気がする。
- ちょっと手を動かして計算したり考えたりすれば基礎的な解釈はできるようになる(場合がけっこうある)。その手間を面倒だと思われる場合もあるかな。
- 入門的な資料がもう少し手に入りやすくなれば良いのかなぁ。