「企業最大の費用は人件費ではありません」樋口耕太郎氏のツイートから

http://togetter.com/li/76975

企業最大の費用は人件費ではありません。経営者のエゴです。

資本家は、30億円の利益を何の疑いもなく、「事業再生」の対価として自分の懐にするのですが、その本質は、250人の従業員が今後20年、(年間14万人として)280万人のお客様にお仕えすることの対価を現在価値にしたものだという真実は全く語られることはありません。

面白いです。

なんか、今の問題の多くって、現在存在していない利益の前借りみたいなのに依っていると思うのですよ。見込み利益を不当につり上げて売ろうとする誰かがいる。そのしわ寄せが労働者に来る。

ネズミ講的な。バブルも。サブプライムローン(←詳しく知らないで書いてみた)とかもそうかも。

残念な事は、そういう競争に乗らざる得ないような状況な事なのかもな。ある競争が始まると、その競争システムの良し悪しを考える暇もなく競争に呑まれてしまう。流されてしまう。

あー、科研費とか競争的研究資金の事を思い出したよ。まあ、あれは比較的まともだと思うけど。ただ、研究者の多大なリソースが、書類書きに食われていること事実だと思う。

事業が成功するほど(回収するべき)簿価が上がり、従業員の負担が増す。とても皮肉なことですが、ホテルの従業員は(ホテルに限りませんが)、自分と仲間の報酬と職を減らすために、日々相当な努力を強いられるという構造の元におかれているのです。

所属する組織が売却されたらすぐに退職すべきだ、という事なんだろうか。なんかいろいろ世知辛いな。この船は沈むから、逃げましょう、みたいな。

そういえば、大学が独法化したのも、似たようなことだったのかもなー。


今回のは与太話飛ばしすぎました。リンク先だけ見れば良いと思うよ。