数学とか

最近感想を書いている本では、数式が出てくる。現時点では初等的なもの(高校で習うレベル)しかでてこないけど。もし、この初等的な数式を扱えなかったら、この本を読むのは難しいだろうなって思う。

人の数式を扱う能力って慣れみたいなところが大きいと思う。理屈は大事なんだけど、その演算に慣れていることが実用上は大事というか。体を動かすことと似ているって感じる。計算の仕方というのは最初は練習して意識的に行うものだけど、慣れてくると無意識というか反射的に計算できるようになる。そういう回路が頭の中に形成されるんだろう。

運動が苦手な人がいるように、数学が苦手な人もいるだろう。でも、なんらかの機会を通じて、ある程度は慣れておくというのは悪い事じゃないとは思う。凄い出来る人と比較して、自分は出来ないから駄目だって思うのじゃなくて、それ自体が楽しいとか面白いとかそういう理由でできればいいと思う。まったくやらないよりも少しでもやればすこしは役にたつでも良い。

世の中には誰かと競争して勝ってはじめて価値になるものと、競争しなくても価値があるものがある。競争という側面ばかり強調するとよくない。

「なに当たり前の事をいっているの?」って言われるかもしれないけど、昔の私はわからなかったし。

ちなみに、私は数学が苦手です。

「なんで私より数学が出来ないんだ!」と周りに対して怒ったりするから始末が悪いです。*1

*1:ウソだよ!