低温センターの寒剤供給について(非公式なお知らせ)

某大学の極低温物性研究センターの年末年始の寒剤供給について

液体ヘリウム
 年末最終 12月22日(木)
 新年最初 1月10日(火)

液体窒素
 年末最終 12月28日(月) 正午まで
 新年最初 1月5日(木) 朝より

教員の人に確認して下さい。極低温物性研究センターに張り紙があるのでそちらで確認にしても良いです。


本当は公式ウェブサイトに掲載したいんですが、いろいろあって(サーバーの変更手続き等)更新できないんですよね。そのうちやりますけど。


【追記】
あと、極めて個人的なお願いです。センター所有のヘリウムベッセルの液体ヘリウム残量が5リットルを切ったら、センターへできるだけ早く返却して下さい。容器が温まってしまうと、とっても面倒なので。

【追記2】
容器が温まってしまった時の予冷マニュアルを作ろうと思っていたんだけど作ってないなー。容器によっていろいろ違うので詳しくはマニュアルを読むか、詳しい人に聞いた方が良いけど。

簡単な説明。真空断熱層が悪くなっていない場合は、液体窒素を容器の容量の5〜15%程度*1溜めて1週間程度待てば冷える。その後、液体窒素を追い出して、液体ヘリウムを入れる。真空断熱層の真空度が悪い場合は、液体窒素を入れてもすぐになくなってしまう。なので、油拡散ポンプ・ターボ分子ポンプ等で真空度がよくなるまで引く。その後に液体窒素を入れる。

【追記3】低温に関わる物性実験の人だったら、手元に置いておきたい本。もっと新しいのがあるのかもしれないけど、私は知らない。

『低温技術 (物理工学実験)』(小林俊一,大塚洋一)

低温技術 (物理工学実験)

低温技術 (物理工学実験)

『真空技術 (物理工学実験)』(堀越源一)
真空技術 (物理工学実験)

真空技術 (物理工学実験)

*1:少なすぎると冷やせない。多すぎると容器に負荷をかける可能性がある。注意!