逆止弁

ヘリウム回収の流れはこんな感じ。
実験装置→(ヘリウムバルーン→真空ポンプ→オイルトラップ)→積算流量計→逆止弁→バルブ→研究室外の配管

微妙に違うところもあるとは思いますが。
逆止弁がないと、他の研究室から蒸発したヘリウムが、全部そこの研究室から飛んでいってしまう可能性があるのです。

この逆止弁は、ある程度の圧力がないと、ガスが通れない。で、次のようなパーツがあるらしい。↓



電通大の小林さんに見せてもらったもの。これだと、低い圧力でもガスが流れてくれるらしい。なかなか使い勝手が良いとのこと。

いくつかの研究室のヘリウムの回収率が極端に悪くて、いろいろ悩ましい問題だったりする。なんとか回収率を上げたいところではありますが・・・。95%くらい回収できると、だいぶ楽なんだけどな・・・。