『物性物理学特論第六』 講師:嶽山正二郎(東京大学物性研究所)

http://www.phys.titech.ac.jp/contents/info/C1313/D2262/
http://www.phys.titech.ac.jp/contents/syllabus/C1308/D2118/

日付
10月24日(水)、10月31日(水)、11月7日(水)

時間
10/24日(水)10/31日(水),13:20-14:50,15:05-16:35 11月7日(水),13:20-14:50,15:05-15:50,16:05-17:30(講演会予定)

内容
磁場は固体中の電子の並進及び角運動量に直接作用し、物性を決定づける電子の状態を調べる事ができる。また、固体中電子状態の縮退をひもとき、本質を見極めることにも使われる。他方、磁場誘起相転移など物質の状態を根本的に変革することもできる。強磁場では磁束が量子化され電子と結合して新しい準粒子も形成する。物質に印加できる磁場は精密に制御できるため、高精度の物性計測に適用できる。18世紀初頭から磁場を使った実験が行われ様々な科学の発見につながった歴史があるが、現在ではパルス的に1000T近くの強磁場の発生と物性研究への応用が可能となりつつある。
本講義では、物性研究に用いられる磁場発生の方法、半導体、磁性体、超伝導体の物性解明の為の計測法とその応用について概観する。

11月7日の夕方は講演会があるのか。聞きに行こうかな。