某センターのリークディテクター

ヘリウムリークディテクター
ターボ分子内蔵・ポータブル型(重量33.5kg)

  • 型番とかは現在貸し出し中なのでよくわからん。長い間某研究室に貸し出し中でほぼ占有状態な感じ。(センターで死蔵しているより、どっかで役に立っていた方がいいんじゃないかとは思う。)
  • ヘリウムリークディテクターに本格的にお世話になったことはない。神戸とか福井にいるときに、研究室の人が使っていたのは見たことがある。(学生時代も助教の人が使っていたかもしれないが忘れた...)
  • リーク探しはたいへんしんどいものであるという印象。(リークを無くすのがしんどい、というべきか)
  • クライオスタットや真空槽を加圧して、そこから漏れているヘリウムを検出する仕組みってあるのかな。ガスの漏れが少ないとなかなか難しい気がする。
  • 私が知っているのは、真空槽やヘリウムガスが通常充満している槽を減圧するタイプ。漏れそうな場所に、外からヘリウムガスを吹きかける。リークがある場合は、排気側につながっている検出器がヘリウムを検出する。
  • 漏れそうな場所は溶接したところとかOリング等でつないだ場所とか。思いがけない場所から漏れている場合もけっこうあるらしい。
  • リークに神経質にならなくちゃいけないのは、通常の用途で減圧していることが多いときかな。系を真空引きする場合とか。中に水や空気が入るとかなり大変だし。
  • 系が加圧気味の時は、そんなに神経質にならなくてもよいかと。目で見て漏れているのが明らかにわかるとか、リーク検出の液をかけて泡がぶくぶく出るような状態なら対策を取らなくちゃいけないけど。
  • そういえば、ものつくりセンターにもヘリウムリークディテクターがあるんだとか。ヘリウムは小さいから配管等の穴を検出するのに便利だと言う事かな。危険がガスが流れる配管をチェックするときに良いのかも。
  • ヘリウム回収率アップのためには、漏れがない方が良いですけどねえ。
  • 未だに、「この接続方法で本当に漏れないのかな〜」と疑っている場所はいろいろあったり。
  • シール用のテフロンテープを巻いて、後は深く考えていないことが多い私。