熱に対して安定で、電気絶縁性が高く、耐薬品性に優れている。加熱や冷却用熱媒体、変圧器やコンデンサといった電気機器の絶縁油、可塑剤、塗料、ノンカーボン紙の溶剤など、非常に幅広い分野に用いられた。
一方、生体に対する毒性が高く、脂肪組織に蓄積しやすい。発癌性があり、また皮膚障害、内臓障害、ホルモン異常を引き起こすことが分かっている。
なかなか大変なんだな。
廃棄したい装置があるんだけど、PCB混入のため捨てられない。
風の噂によると、中小規模の事業所のPCBの処理で今は大変なため、大規模事業所での処理は後回しになっているらしい。
そのため、PCBのゴミが大学内にたくさんたまっているとのこと。
古い研究室とかは、まだPCBが入ったものをけっこう持っているのではないだろうか。
こういうのも負の遺産の1つなんだろうな。