『Sybil Exposed』の山形浩生さんによる書評

http://www.amazon.co.jp/dp/143916827X/

そして、「シビル」の物語が、かまってほしくて話をねつ造する患者と、功を焦って患者に催眠術や幻覚剤まで使って人格をねつ造させる精神医と、それを描くことでジャーナリストとして大成したい作家という女性三人がグルになったねつ造なのだということを明らかにする。

面白い。

「多重人格ってあるのか〜」とわたしが思ったのは、『24人のビリー・ミリガン』(ダニエル・キイス) ISBN:9784151101045 の本だったと思う。

で、「やっぱり、ちょっとなさそう」と思ったのは、『心の仕組み』(スティーブン・ピンカー) ISBN:9784140019702 とか、『喪失と獲得』(ニコラス・ハンフリー)ISBN:9784314009683 とか、『自由は進化する』(ダニエル・C・デネット) ISBN:9784757160125 とかを読んだからかな。

『季刊 理科の探検 (RikaTan) 2012年 夏号』

季刊 理科の探検 (RikaTan) 2012年 夏号 [雑誌]

季刊 理科の探検 (RikaTan) 2012年 夏号 [雑誌]

写真に撮ってみた。

付録の周期表について

  • 付録に写真付きの周期表が載っています。ほとんどの写真は田中陵二さんによるものです。
  • この写真を撮るのにどれだけ手間とお金がかかったかと思うと、なんか気が遠くなります。
  • カメラと撮影環境でお金がかかる。原材料の購入にもお金がかかる。そして、単体元素として綺麗に写真を撮るための費用と手間がかなりかかるはず(空気中で表面が参加してしまう物もあるし)。100万円以上はかかっているのでは?(←控えめな見積もり)
  • 一部は職場の道具を使ったとしても、だいぶ私費を投入していると思われます。
  • というわけで、他者が撮影した綺麗な写真を自分が使いたい場合には、それ相応の対価を払うべきなのだと思ったりしました。

「ねぼすけさんとだぶさんの鉱物を探しに行こう!」(田中陵二)について

  • 鉱物関係のマニアックなお話が出てきます。たぶん、関係者からすると常識なのだとは思いますが。
  • 赤茶色い紙やすりは、ガーネットだったのか。
  • この記事は「ねぼすけさん」の発言に癒されます。堅い話とのバランスが絶妙。
  • 鉱物写真がとっても綺麗です。
  • 地図が載っているのが良いですね。


そういえば、「ミネラルマーケット2012」が6月2日にあるのを思い出した。
http://homepage3.nifty.com/suisho-toge/

東京工業大学物性物理学専攻 田中研究室

http://www.lee.phys.titech.ac.jp/~tanakalb/tanakalb.html

いろいろ更新されていた。写真が一部歪んでいるような。

【追記2013年4月】新しいURLになったそうです。
http://www.lee.phys.titech.ac.jp/