『ハチミツとクローバー』(羽海野チカ)で、自転車で北海道まで行く話があります。
あれを面白いと思った人は、自分自身の目の前にも、どこかへ行く道が繋がっていることを思い返すでしょう。
「どこか」とは地名という意味合いではなくて、なんらかの目的という意味です。
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物語とかを読んで感動したりすることが私にだってあります。その時に、「私は何で感動したんだろう?」って自問したりします。「この体験は、私を強くしただろうか?」って自問します。「この感動は、私を良い方向へ導いてくれるのだろうか?」と考えたりします。
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何かに、「感動した」って素直に気持ちよく言えるようになれたらいいと思います。それは、加齢にしたがい、難しくなることかもしれませんが。