よくも研究者なんて目指したものだ

これは昔のこと。東工大では、二年に進学する時に学科が決まる。私は一類(理学部)で、物理学科志望だった。学科配属は成績が良い人の志望が優先される(競争社会だ)。学科の人気は流動的でその年によってだいぶ変わるらしい。「大学に入っても少なくとも、最初の一年はちゃんと勉強しろよ」ってことかもしれない。私の成績は大体200人中、70〜80くらいだったと思う(うろ覚え)*1。私より、少し成績が悪かった人は、物理学科にいけなかったらしい。これはつまり、私が物理学科に入ったときは、末端のほうだったわけだ。その後、別に改善されたわけでもない気がする。講義にはだいたい出ていたけど、70パーセントくらいは眠っていたんじゃないだろうか?まぁ、単位はなんとか無理やり取るものの、後で苦労することになる。要領が悪いくせに、よくなんとかなったものだ。落とした単位は2〜3くらいだったと思う*2

大学一年の頃は、往復四時間で通学していたから大変だったなぁ、って思い出した。

*1:特に不真面目でもないが、対してできるわけでもないという成績と言える。私の感触では、大学は上位1/3の人たちを対象として教育をしているように思える。非難したいわけではない。おそらく、自然にそうなるのではないだろうか?

*2:ギリギリを狙っているわけではない。余裕で必要単位はそろっていたと思う