強迫観念に襲われ続ける生き方

復讐も報恩も念入りに計画をたてて、というのは冗談(?)ですが。
薄っぺらな言葉でも言わないよりかはましかもしれませんね。知らんけど。


臥薪嘗胆という言葉があります。なかなか面白いですよね。

今ではもう、うろ覚えなんですが、なんかの小説かエッセイに面白いことが載っていました。「死人に鞭打」って、「日暮れて道遠し」で有名な伍子胥。「わざわざそんなことを(臥薪嘗胆)して思い返さなければいけない恨みなんてたいしたことはない」と伍子胥は思っただろう、という解釈。


強迫観念に襲われ続ける生というのはあるだろうな、って思うし、『テレプシコーラ 舞姫』の最後の方や『ハチミツとクローバー』の最後の方が面白いな、って思ったのは、そういうところがうまかったからかもしれない。

「数学は体力だ!」
http://www.math.tsukuba.ac.jp/~kazunari/Kimurata/kimurata.html

佐籐先生は「すぐ追い返したい所だが研究室を一つ使って良いから一週間したら帰りなさい」と言われ,更にオロオロする私に研究の心構えを教えて下さいました。「朝起きた時に,きょうも一日数学をやるぞと思ってるようでは,とてもものにならない。数学を考えながら,いつのまにか眠り,朝,目が覚めたときは既に数学の世界に入っていなければならない。どの位,数学に浸っているかが,勝負の分かれ目だ。数学は自分の命を削ってやるようなものなのだ」と言われ,追いつめられた私は,まさにこれを実行しました。すると一週間で未解決問題の一つが解けてしまいました。佐藤先生に見せに行くと「君に出来る訳がない。どうしても正しいと言うなら,これが成り立つ筈だから確かめてみなさい」と言われ三日かけて再び持っていくと,それからは佐藤先生は毎日6時間以上に及ぶ個人指導を始めて下ざり,私をグイグイ引き上げて下さいました。

最近、甘ったれていたかも。がんばらなきゃ。

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研究室で合宿とかすると面白いかもしれませんね。まぁ、どうせ、酒飲みになってしまう気もするが。