質保証は必要だと思うけどね……

http://www.cml-office.org/archive/121556125063.html

「多文化理解やコミュニケーション・スキル」って今頃何を言い出してるのかと。大学に入った後、そういう幅広いものを学ばせるのが教養教育だったのに、教養部をつぶしまくって早く専門をやれと要求したのは旧文部省ではなかったかと。多様な入試をしろと圧力をかけまくったのも文科省だったような。その上、留年率が高いとペナルティがあるわけで、ここまで制度をいじりまくって逆のことをしておいて今更何を言ってるのかと……まあ今更でもいいから学力確保に目を向けてくれるだけいいのか……。
 リベラル・アーツを身に付けることが必要なら教養部を復活させてテコ入れすればいいし、学力の担保が必要なら AOも推薦もやめて学力試験一本に絞ればよさそう。高校だって予備校だって指導の仕方に迷わなくて良いから喜ぶし(∵AOや推薦の試験対策と学力試験の対策は内容がかなり違うから二重に手間がかかる)、まともな受験生も試験対策が一種類に絞れて楽になるから歓迎するはず。

正論だなあ。なんで、こういう正論が通らないのかなあ。