http://kyoko-np.net/2008101401.html
痛ましい事件だなあ。一研究者として、犯行の動機はわからないでもないですが。
動物を扱う場合は規則があるので、ちゃんと守ってやればよかったと思うんですけどね。
長期のスパンの研究より短期スパンですぐ結果がでることが推奨される世の中です。早く結果を出さないと次の予算がもらえないのです。インスタント指向と言えるでしょうか。そのような背景がこのような痛ましい事件が発生した遠因とも言えるでしょう。遠因があると言っても、教授の罪がなくなるわけではありませんが。
彼個人をいくら非難しても、第二、第三の犯行が行われることは疑い得ないです。研究業界全体の体質改善が必要です。
・・・とまあ冗談はともかく。
実験の結果、300匹のネコのうち100匹が死亡、100匹が生存、残る100匹に関しては生きていると同時に死んでいる状態になっていた。
なんかあからさま過ぎです。もう少し数をずらして。「シュレーディンガーの理論が統計的な誤差の範囲で正しいことを強く支持する結果が得られた」とかそういうふうな言い方をして欲しいです。
もう少し「らしくする」ともっと楽しいと思いました。