WIN EPR

X-band ESRの解析ソフトウェア。ちなみに私は全然使いこなせていない。


[1D-Procesing][Filter]を選ぶと、Smoothingが行えます。F4がショートカットになります。

F2は積分のショートカット
F3は微分のショートカット
[1D-Processing][Integrate Region]は部分的に積分した曲線が見える。



[1D-Processing][Baseline Correction]でベースライン補正モードになります。そこで、[Baseline Correction][Define Points]or[Define Region]で明らかにバッググラウンドのところを選びます。シグナルの影響が大きなところは選ばないこと。そして、[Baseline Correction][Functions]から、適当な関数を選びます。そうすると赤い線が出てきます。そのバックグラウンド近似曲線で妥当な感じだと思えたら、[Baseline Correction][subtract]を選びます。




これらのデータは[Parameters][List Data File]からExportできます。



そのうち簡易マニュアルを作った方が良いよねぇ。面倒やねえ。



えっと、いろいろテクニックを朝倉君に教えてもらったのですが、データがとっても綺麗になったりしてとってもおもしろいです。確かにこれは解析がおもしろいかもしれない。こういうのをおもしろがるかどうかは研究者の脂質じゃなくて資質の一つだろう。まあ、総合的な能力が問われると言われればそうなのですけどね。


関係ないけど、最近留学生の子にデータ解析方法について、いろいろ仕込んでいます。何が良いデータで、何が悪いデータであるのかという感覚を教えるのは大変だな、って思います。そういう目を鍛えるのには時間がかかりますからね。