十分な検討ない2,700億円プログラム 鈴木寛 氏(文部科学副大臣)

http://scienceportal.jp/highlight/2009/090929.html

そういう観点から言うと、今回のセレクションの何が問題かというと、とにかく早くやってくれという麻生首相の意向が強かったために、十分な研究テーマについてのヒアリングあるいはそれについてのディスカッションが行われなかった。そのことに、相当程度の日本の研究者が怒っている。本当に10分間のヒアリングという粗っぽいことで、このような巨額なものが決められるのは、納税者の観点からいかがなものか、と。一生懸命やっておられる研究者、地道に頑張っておられる研究者に対して、あのような粗っぽい選考(プロセス)でやっていくということ自体に、日本の研究開発に携わる多くの方々が、民主党にも強い憤りを寄せておられる。そういう意味では、今回の少なくとも選考プロセスというものは、相当反省をし、総括をし、そして今後に活かしていくべきであるということを、きちんと菅科学技術担当大臣、川端文部科学大臣、中川文部科学副大臣に引き継いでいきたいと思っている。

おもしろいなあ。


最近政治関係のニュースが面白すぎて困ります。

民主党の主張は分けわかんないものもいくつかあるけど(二酸化炭素排出抑制に関することとか)、大臣とされる人達がまっとうな事を言っているのを聞いていると将来に期待できますね。