スピン液体状態が実現する 正三角スピンチューブ 発見 −鹿児島大の真中助教グループが成功−

http://www.sci-news.co.jp/news/topics/200910/211009.htm

正三角形の三つの頂点に位置するスピン間に、全て同じ大きさの(互いの向きを反平行にそろえようとする)反強磁性相互作用が存在すると、スピンは三すくみ状態(スピンフラストレーション現象)になる。このスピン正三角形をねじれなく積み上げられたのが正三角スピンチューブで、スピンフラストレーション効果だけでなくスピンの量子力学的な特性も合わさって、個々のスピンの向きは固定されないものの、隣接するスピン間の相対角度(位相)がほぼ一定値をとりながら揺らいでいるという、新奇な磁気状態(スピン液体状態)が出現することが分かってきた。その実験的検証が急がれている。

なんだかとっても難しくてよく分からない。論文を読まないとダメだな。