あれこれ考えていることなどを適切な重み付け無しにダラダラ語るよ2

Twitterで呟いたこと。4月末。
http://d.hatena.ne.jp/sib1977/20100801/p1の続き。

  • 『眼の誕生――カンブリア紀大進化の謎を解く』(アンドリュー・パーカー)読了。おもしろかった。「高校レベルの物理をきちんと理解している」&「生物学についてほとんど無知」という私みたいな人はとても楽しめると思う。もちろん、生物学の素養がある人は、その分だけ深く読めるだろうから、やっぱり楽しめるんだと思うけどね。物理学を学生に教える先生は、こういう本を読むとネタに使えるんじゃないでしょうか。・・・常識ってことはないよね。知っている人は知っているだろうけど。次はどんな本を読もうかな。積んである本はたくさんあるけど。
  • 次の本は、ヴィクトール・E・フランクル『夜と霧』に決まりました。
  • やっと机の周りが落ち着いてきた。神戸での実験データの整理も終わりつつある。論文書きは進んでいないけど。
  • 物性では基底状態(T = 0 K)と励起状態が知りたいということが多い。それだけじゃないけど。今までなかった基底状態が見つかるとHappy!
  • 松永和紀『食の安全と環境「気分のエコ」にはだまされない』 面白そうな本が出ている。http://blog.goo.ne.jp/wakilab/e/7651206877e0ef852b10c52184f14b98
  • 数学は無限にいろいろ作れそうだな。その無限はどういう無限だ、とかいわれるとよく知らないから困るけど。湯川か朝永が書いた本に、いつか物理は終わるでしょう、みたいなことが書いてあったような気がする。現時点では物理は終わっていない・・・と思う。
  • どういう公理系を取るか、みたいな。あんまり適切な言い方じゃないかな。
  • 世界があって、人間があって。人間が世界を理解しようとする営みのひとつが物理。人間が観測できない・実験できない対象も物理だ、って言ってはいけないわけじゃないと思う。
  • 理解するとはモデルを作ることだったり、何かに帰着させたりすることだったりする。
  • 最節約・・・。
  • よいモデルの条件は?よい理論の条件は?
  • ある系において、完全な予測ができるようになったとしても、それがわかったことになるとは限らない。
  • 物理には、哲学というか形而上学的なものがやっぱりかかわってくる気がする。審美眼みたいなもの?
  • 関係性を作るだけなら、無数に作ることができる。
  • 意味がある、価値がある、美しい、そういう関係性は無数にたくさんある関係性と比べれば少ない。自然数は無限かもしれないけど、(略)。
  • 意味・価値・美は人間が決めるもの。
  • 進化の過程で有利な特性しか通常は残らないから。もちろん現時点での環境で、無意味な性質が消えないまま残っているというのはあると思うけど。進化のプロセスは有限回であり、激しい淘汰圧があるわけだから、人が思考できるものには自ずと限界があるはず。
  • しかし、その限界は、簡単に見極められるほど低い限界ではない。
  • 科学であるためには、ある程度の集団がある程度の期間、ある考え方・理論・説・モデルを正しいと考えているべきだろう。
  • 人類の現時点での科学知識の総量はある程度は見積もれるはず。「これとあれはだいたい一緒の意味だしー」という感じで削っていけば、そこそこ簡潔と言っても良い量にはなるだろう。簡潔といっても習得するのは普通の人の一生じゃ無理な量になる気がするけど。
  • 何にも言っていないのと同じな気がしてきた・・・。
  • 『夜と霧 新版』(著:ヴィクトール・E・フランクル, 訳:池田香代子)。読了。『石の花』(坂口尚)を思い出したよ。『石の花』のネタは、この本から多く出ているんだろうね、きっと。この本は、ねーさまから薦められたから読むことにしたのでした。面白かったです。いろいろ確認したいこともあったし。訳者(池田香代子)は『ソフィーの世界―哲学者からの不思議な手紙』(ヨースタイン ゴルデル)の翻訳もしているんですね。あれも文章は読みやすかった気がする。
  • フラストレーション系には、ランダム性のないものとランダム性を含んだものがある。スピングラスとかはランダム性があるもの。三角格子やカゴメ格子やパイロクロア格子はランダム性はない。不純物をいれてランダムネスを導入することにより面白い物性が生じることはよくある。だから、こいつらに非磁性不純物や磁性不純物によるランダムネスを導入してもよい。不純物をいれることにより初めてピュアなものの性質を知ることが出来る、ってこともある。これは、私のメタ研究テーマの一つ。
  • カゴメ格子では、q=0構造やルート3×ルート3構造がある。実空間で定義されたハミルトニアンフーリエ変換して波数空間に持ち込み、そこでエネルギー最小となるQというかKを探す。そうすれば、実空間上での磁気秩序がわかるという話。
  • 前にも書いたかもしれないけど、分散関係が出てくると嬉しかったりする。
  • 構造相転移があるからと言って必ずしも比熱に異常が表れてくれないのが困ったところだ。相転移にはいろいろあるけど、私は磁気転移を扱う人です。
  • 冷たくなると一般的に対称性は落ちるもの。
  • 私は実験屋さんだから、研究行動が直接の物質に強く束縛されてしまう。でも、それだと、重箱の隅をつついてる気がしてしまう。
  • あんまり普遍性(Universality)という言葉を出し過ぎるのも問題かもしれないけど。
  • 自分のやっている研究が、広い視野からみても意義があると言えたら良いなあ、って思っていたりする。
  • 安易な気持ちで、他者の研究を重箱の隅つつきだと言ってはならない。他人を貶すときは覚悟を決めないといけない。
  • 磁性体分野というか量子スピン・フラストレーション系において、どこがみんなの注目を集めているか?って言うのはある程度はわかるんだけど・・・。私の関心はちょっとずれているかなあ、って思う。
  • 統計学を拓いた異才たち』(日経ビジネス人文庫)購入。いつかきっと読むよ。たぶん。おそらく。
  • 書きかけて放置していた論文の修正・加筆中。二ヶ月も放置していた・・・。
  • Adobe Readerに自分の書いた英文を朗読させてみたら、なんか面白い。
  • 『ラボ・ダイナミクス 理系人間のためのコミュニケーションスキル』(Carl M. Cohen, Suzanne L. Cohen, 監訳 浜口道成, 訳 三枝小夜子)を以前買ったんだけど、まだ読んでいない。
  • 共鳴磁場は濃度依存性がない。線幅は濃度依存性がある。共鳴の積分強度にも濃度依存性がある。共鳴磁場はローカルな内部磁場を反映していると思われる。それが濃度で変化しないと言うことは、磁性不純物サイトを局所的に眺めると、濃度が変化しても同じような局所構造を維持している。研究の事を呟く時は、たまに私の勘違いが入ることがあります。
  • 磁気共鳴における線幅は一般的に緩和機構に由来する・影響を受ける。どこにどうやってエネルギーが逃げていくの?って言うエネルギー散逸に関しての知見を与えてくれることがある。濃度変化することは何を意味する?
  • 何かが変化するときは、どのような依存性を持つかをきちんと押さえる必要がある。線形だったり、二次関数だったり、反比例な感じかもしれないし、指数関数・対数関数・三角関数双曲線関数だったり、もっと複雑な関数かもしれない。パラメータをいじることによって、初めて分かることがある。絶対値を出すのは理論的に難しいことが多いけど、相対的な変化の様子を理論で扱うことが出来るときがあり、時に明確な指標になる。なんか、エセ科学方法論みたいだな。
  • 理論的にはこう、というのを知ってもそれをすぐ実例に適用できる分けじゃない。多くの適用例を調べないとその理論をどう使って良いのか分からない。個々の場合の重み付けまでは、理論だけではどうにもならない。まあ、なる時もあるけど。どの寄与が重要で、どの寄与が重要ではないのか?支配的な因子は何か?
  • なんか、法律と判例との関係を思い出してしまった。実例が在ることにより、理論だけでは埋めきれないいろいろな事を補完できる。現実の世界に対応させることができる。もちろん、最初の実例が正しいというわけではない。最初であるがゆえに間違っていることが多い。でも、それを少しづつバージョンアップさせていけばよい。まず一次近似で、次にもっと洗練された話をすれば良いよねって感じ。
  • なんかいろいろあーだこーだやっている中に最適解と思われるところに落ち込む。もしかすると、それが真の最適解ではないかもしれないけど、とりあえずそれに対する反例が出るまではそれでいいかあ、って事にしておく。
  • えっと、線幅の話をしようとしてたんだっけ。濃度減少に伴い、ちょっと風変わりな線幅の減少が見られる。それは何でだろう?
  • ちなみに、今、論文の修正をどうしようか考えながら呟いています。修正するように指摘されたところは、確かに論理不明だったかな、と反省していたり。
  • 面白い実験結果がでても、理論で全部説明が付くわけじゃない。でも、ちょっとごまかして書くことが必要な場合もある。・・・偉い人から怒られそうな気がするけど。まず典型例を述べる。でもそれとは一致しない。だからその理由は何でしょう?って話になる。存在はするけど、通常は大きく寄与しないある物理量がこの系では顕著に表れるため、とか言う。この場合は、典型例よりも定量性を甘くして議論ができることがポイント。もちろん出てくるもののオーダーが桁違いに異なるようでは駄目だけど。できれば、その新しい仮説を証明する手段も書いておければよい。ただ、メインの結果を逃げるような手段で書くのは望ましくない。
  • ここはごまかしているな〜って言うのが慣れてくると分かるようになる・・・ような気がする。ただ、自分の無知や理解力不足故に書いてあることがわからないことの方が圧倒的に多いと思う。
  • さっきのつぶやきは、他の論文を読むさいにね。
  • というわけで(←どういうわけだ?)、線幅の議論に関してはある理論を第一近似として適用し、それが会わないのは、今まで無視してきたホニャララな相互作用によりますよ、って話にする。
  • 誰かを叱るときに定量的にしかるべきだろうか。
  • 1年は52週しかない。研究に利用できるのは30週くらいだとしよう。普通の人より毎週1.05倍努力した人は、複利計算的に1.05^30でだいたい4.3、0.95倍仕事をした人は0.95^30で、0.21程度になる。また、胡散臭い計算をしてしまった。信じないように。等比数列の和にすべきだ、とかそんな感じの批判をできる人が近くにいると良いですね。もっと難しい話は面倒なのでパス。
  • 人生は研究以外でも楽しいことがたくさんあるから、みんなそういうのでエンジョイすれば良いのだ。きっと。
  • 社会の状況にもよるけど、「研究が楽しいループ」に陥った人が研究を続ければいいと思うよ。ループじゃなくてスパイラルでも可。
  • 学んだり研究したりいろいろ試行錯誤することは、生きることと同義と言っても過言ではないと思う。・・・過言かもしれない。
  • 線幅の続き。どうも脱線しやすいな。そもそも思考というのはそういうものだと思うけど。論文というものはある意味一次元だから、分かりやすい簡略化した筋道が必要なんだな。
  • ほにゃらら相互作用があることは、別の実験データからも示唆される・または今までの全ての実験結果に矛盾しない、程度の話は付け加えるべきかもしれない。
  • 線幅はこんなもんか。積分強度の濃度変化についてはプロシーディングで書いちゃったしいいよね。温度変化に関しては、まあ、ほんとかよ、って気もするけどシングレット基底状態があるのだよ、明智君みたいな感じで。江戸川乱歩の作品は少年探偵団くらいしか読んでいないのだけど、エログロっぽいよなあ。今思えば。石膏像とか(略)。
  • 現時点でアイデアが出尽くした感じがするので、必要な文献をもう一度洗い直して、明日はちょこちょこ本文書くかな。また、どうせ矛盾がでてきて悶々と悩むんだろうけどさ。まあ、そうなったら誰かに相談しよう。
  • http://kinen.apphy.u-fukui.ac.jp/top/ 『現代の社会を生きる』(京都産業大学教授,京都大学名誉教授 益川敏英先生) 参加してきました。おしゃべり好きな人なのかな?という印象。「4つモデルじゃうまくいかない」と言うので、凄い時間がかかった、というのが印象的。6に関しては、なんかすぐって事がとても意外で面白かった。でもちょっと納得。
  • あさりよしとお短編集 毒入り〈錠剤篇〉』読んだよ。「重箱の隅」がこゆい。「駄目なゲーム・アニメ・テレビ」への批判。連載されていたのは15年以上前っぽいです。『あさりよしとお短編集 毒入り〈カプセル篇〉』読んだよ。ブラックジョークというかが好きだよね、この作者。エッセンスの抽出の仕方もうまいと思うし。『からん 4』(木村紺)は、まだ読み途中。書き下ろしおもしろいです。『今日の早川さん3』(COCO)読み中。フィクション系の本読みの魂が読めば触れられる・・・かも。 『食のリスク学』(中西準子)読み中。これもおもしれー、といいつつ途中で悶絶して読めなくなってしまう本。『アメリカ・インディアン悲史』(藤永茂)買っただけ。この作者は元々物理とか化学畑の人らしい。『去年はいい年になるだろう』(山本弘)買っただけ。そのうち読むような気がする。『科学と神秘のあいだ』(菊池誠)買っただけ。私のTL上で話題になっているのでちょっと気になっているところ。『TRUCK & TROLL』(森博嗣)買っただけ、開封してすらいない。『アフタヌーン 6月号』買いました。『ハックス!』(今井哲也)終わっちゃった。良い作品であった。単行本は出たら買う。次作品にも期待しています。
  • データ解析面白いのに。まあ、大半はルーチンワークになりがちだけど。
  • 仕事が終わらぬ。面白くなければやってられん。
  • やっぱり、悪さ(「遊び」という方が近いかな)をする余裕が必要だよね。言われたことだけやってたら駄目だと思う。
  • まあ、きりが良くなったのでデータ整理はこの辺で。またディスカッションして続きを考えよう。朝、研究室に来たら、サンプル取り替えかな。早めに来た方が良いかもね。
  • 最近自転車を買いました。目立たない自転車なので自転車置き場で探すのが面倒です。だから、前のカゴにアヒルのおもちゃを入れておいたのですね。そして、昨日の強風でどこかに飛んで言ってしまったのでした。薄汚れたアヒルのおもちゃを見つけたら、藤澤さんのことを思い出してください。
  • しかし、アヒルのおもちゃは黄色いのが多い気がする。白だろう、普通に考えて。そういえば、アヒルのおもちゃを川か海に流すイベントがあったな。
  • 途中まで測定が進んでいるのに、温度が下がっていなくてなんなのかな?と思ったら、pauseになっていた。3時間もマシンタイムを無駄にしてしまった。(--;) このことは秘密にしておいてください。
  • 人の欲望は際限がないって言うし、その欲望をある程度満たす仕事というのはあるだろう。失業者が多い時代には、新しい仕事を立ち上げるのが必要なのかな、って思ったり。アカデミック業界から追い出されたらそういうことも考えてみよう。
  • とりあえず磁化データの整理終わり。次は、粉末X線回折データのシミュレーション。ずっとやっていないからもう忘れている。とりあえず、関連するcifファイルを探すか。
  • RIETANダウンロードしてみた。使うかどうかはもう少し触ってから考える。cifファイルが見つからないというかアクセスできないので手打ち。泣きそう。
  • アメリカ・インディアン悲史』(藤永茂) 読み中。なんか憂鬱な気分になる。日本人が、アメリカ大陸に最初にたどり着いていたとしても、ネイティブ・アメリカンに対して同じ事をしていたかな? アイヌ琉球の扱いを見ていると同じようなことをしたかもなあ、って思う。旧約聖書には虐殺シーンがたくさん出てくるけど、なんかノリが一緒なんだよな。「男の人も女の人もみんな殺してしまいましょう。神様が言ったんだもの」みたいな。ワシントンはとても人格者とは呼べないな。でも凄い優秀だ
  • とりあえずcifファイル入力。だぶんあっているんじゃないかな。いくつか不安材料は残るが。
  • 粉末回折のデータっぽいのが出てきた。実験データとはあんまり似ていない感じですね。もうちょっとパラメータをいじる必要はあるかな。cifファイルさえあれば、あとはいつでも粉末X線解析のデータがシミュレート出来るのか。ちょっと研究がしやすくなった。まあ、もう少しマニュアル読もう。・・・でも、今日は遅いから店じまいかな。学生の人にやり方を教えろ〜とのお達しもあったな、そういえば。それもまた今度。
  • まあ、今回、どう見ても混じり物があったので、綺麗な試料でやらないといけないな。今後の課題。原材料物質が不純物として混入している可能性もあるしな。まだまだいろいろ課題はあるよ。そもそも藤澤さんの感覚的に出来ていないよね、これ、って感じ。まあ、並行処理でいろいろやりましょうかね。
  • それ町』(石黒正数)アニメ化か。知らなかった。まあ、そもそもアニメをあんまり見ないのだけど。いつも思うけど、マイナーな時に好きになった作家が、メジャーになってしまうとちょっと悲しくなってしまうこの心理は何なのだろうか。有名にならないと、「こんな良い作品が何でマイナーなんだ」と不平を言うこともある。やっぱり、この変な心理は現時点で私にはうまく分析できないです。メジャーだからその作品を読もう、ってあんまり思わないかも。食わず嫌いというほどじゃないけど。実際触れてみて良くできているなあ、って事は多々だし。本も人と同じで、出会いとか縁とかがある気がする。数少ない人だけが知っているという優越感や独占欲みたいな物がないとも言えないのかな。
  • アメリカ・インディアン悲史』(藤永茂)やっぱり読み中。なんかクロード・レヴィ・ストロースの事がちょっと載っていていろいろ思うところが。・・・うーん。ネイティブ・アメリカンはお酒を持たなかったのか。だから、その点でつけ込まれたというのもあるらしい。技術力の面でも負けているけど、圧倒的な外交力を含む政治力の差があったみたい。『銃・病原菌・鉄』をそろそろ読もうかな。書評で読んだ話だと、ユーラシア大陸と、南北アメリカ大陸やオーストラリア大陸との文明の発展の早さの違いの理由が書いてあるらしい。そもそも人類のスペック自体はそんなに変わらないはずだから、使えるリソースや技術の伝搬経路とかが重要になるらしい。その技術の中には、政治の駆け引きの技術もあるのだろう。古代中国(春秋戦国とかくらい)でも、「外交どうしようか〜」って縦横家達が活躍していたりしたわけだし。春秋戦国時代で思い出したけど、墨家思想っておもしろいと思う。非攻とか兼愛とかなかなかおもしろい事を言う技術者集団。戦闘部隊も持つ。
  • 現時点で使いたいRIETANの機能と設定の場所は分かったかな。簡単なシミュレーションにしか使わないけど。学生さんには、VESTA及びRIETANをコンピュータにいれてもらっていろいろな結晶構造で遊んでもらおう。
  • 電子スピンサイエンス学会の会誌(通号14)が届いた。目次を見ると、元ボスの名前が4回も出ているのであった。あと、最近Twitterで私がフォローし始めた人の名前も入っているのであった。
  • 神戸大学の物理の西野先生のページに「注: スパコンとは、スパルタ根性の略である。」http://quattro.phys.sci.kobe-u.ac.jp/nishi/hiki.html と書いてあった。西野先生の物理学の本はだじゃれとかオヤジギャグばっかり書いてある。大学で物理の講義をする人は使えるかもしれない。
  • 今日の早川さん3』(COCO)読み終わった。良くできている。4コマはネタの密度が濃いことが多くて好きだったりする。

http://horror.g.hatena.ne.jp/COCO/20091130#p1の(その2)とかが辛辣で結構好きだ。

  • 科学は人間にインストールすることができるソフトウェア(アプリケーション)の一つ。バージョンアップされたり、バグ修正とかもある。古いバージョンだと、時に間違った結果を出してしまうこともあるけど、それはソフトウェアの使い方をきちんと把握していない人の問題とも言える。
  • 学生の頃、宗教社会学の講義で、宗教っていうのは、コンピュータにおけるオペレーションシステムみたいなもんなんだよ、という話があって面白かった。
  • 盲目なプログラマ及び、過酷なだめ出しをする上司による製品。強いて言えば、生者が適者。
  • パルス磁場のsweep中に実質的なスピンの温度がどうなっているのかとか質問されたら難しいな。スピンギャップ系とかだと温度が下がっていることもあり得る。・・・嘘かも。
  • 辻褄のあう解にするのはちょっと大変な気がしてきた。面白いとは思うけど。まあ、とりあえず明日までに議論を出来るようにたたき台を作って置かなくちゃ。
  • self consistent (自己無撞着とか自己整合とか)っていつ頃に定着した概念なのだろうか。理系じゃない人に説明するのがちょっと面倒な概念かも。とりあえず意味を理解してもらっても何でそれが大事なのかを説明するのが難しそう。
  • 宗教においては、「自明でない・証明され得ない対象が存在する」と仮定して人は動く。いますがごとく振る舞うというのが基本。・・・また深い考えなしで言った。