雑感538-2010.10.26「時代が私の研究を選んだ −感謝をこめて文化功労者に選ばれたことを報告します−」

http://homepage3.nifty.com/junko-nakanishi/zak536_540.html#zakkan538

私は平成22年度文化功労者に選ばれました。

詳しくは11月4日の式が終わりましてから書きますが、文化審議会の推薦文の冒頭には「環境リスク管理学の分野において、『人の損失余命』と『生物種の絶滅確率』という人の健康と自然環境に対するリスク評価軸を提案・確立するなど、定量的な環境リスク評価と環境リスクマネジメントの研究において優れた業績を挙げ、斯学の発展に多大な貢献をした」と書かれています。
 
私が選ばれたことも驚きですが、それ以上に、環境リスク評価・管理という研究分野でこのような権威あるものに選ばれたことに、ただただ、驚いています。


わあ、凄い。って、実はどう凄いのかをよく理解していないのですが。

でも、中西準子先生の仕事がさらに広く認められるきっかけになるのなら良いことだと思う。仕事がしやすい環境になったらさらに良いと思う。

文化勲章安藤忠雄氏ら7人 文化功労者には17人」(毎日新聞10月26日)
http://mainichi.jp/photo/archive/news/2010/10/26/20101026k0000e040044000c.html

新聞の記事って時間が経つと消えちゃう事が多いから下記とかも参考。
中西準子先生が文化功労者に」(『酔うぞの遠めがね』10月26日)
http://youzo.cocolog-nifty.com/data/2010/10/post-8f73.html


あと、著書に関して。
『環境リスク論―技術論からみた政策提言』

環境リスク論―技術論からみた政策提言

環境リスク論―技術論からみた政策提言

『環境リスク学―不安の海の羅針盤
環境リスク学―不安の海の羅針盤

環境リスク学―不安の海の羅針盤

『食のリスク学―氾濫する「安全・安心」をよみとく視点』
食のリスク学―氾濫する「安全・安心」をよみとく視点

食のリスク学―氾濫する「安全・安心」をよみとく視点

三冊とも面白いけど、研究者としての生い立ちなども書いてある二番目の本が特にお薦めです。