表現規制に関して

「苛立ちのあまり直接的な表現が多く含まれるので注意」(『高度に発達した気遣いは、気違いと区別がつかない』2010-04-17)
http://d.hatena.ne.jp/srpglove/20100417/p2

ひょーげんきせー系の話題の最近の流れは「公権力による規制には反対。でもゾーニングの徹底は必要だよね?」みたいで、まあ表現(この場合はエロ)を守るためには妥当な選択(戦略)だとは思うんですが、ちょっと待ってほしい。それって「未成年にはエロを見る権利なんかない」って言ってるのと同じことなんですよ? 気がふれそうなエロへの渇望に満ち満ちた思春期を過ごした一人の人間として、そんな人権売買契約書にサインするのは、いくら自分の身を守るためとは言えちょっとためらってしまう。

あー、確かにそうだ。このポイントを失念していた。


「ガキのきもちはわかるまい」(『脳髄にアイスピック』2010-11-29)
http://d.hatena.ne.jp/Lobotomy/20101129/p1

 結局僕は思うんですよ。表現規制に関してみんな自分たちのことばかり考えていて当事者である十代の子供達のことをね、あんまり考えていないな、と。

 賛成派も反対派も「子供にこのようなものは見せたくない」「だったら子供には見せなければいい」っていうね、結局どちらも子供に見せないようにするって点では共通しているじゃないですか。

おもしろいなー。


「「実際のところ、夜這いってどんな?」経験者たちに聞いてみました 」(『空の近く。こころ高く。 ― ブータンてきとう日記』2010-11-17)
http://d.hatena.ne.jp/Bhutan_Tamako/20101117
とか読むと、15〜16才くらいから性的な関係を持っても変じゃないような気がするし。子供を持つのは、15〜16才では現在の日本では早いような気がするけど。


今の日本や他の先進国も、大人になるのに時間がかかるような世の中になっているような気がする。大人としてなかなかみとめてあげない社会と言うべきか。