「とてもおもしろい本たち」(『リリカの仮綴じ〆』2004-08-24)

http://d.hatena.ne.jp/Ririka/20040824#p1
(←リンク先ないが)

チャールズ・テイラー『〈ほんもの〉という倫理――近代とその不安』 ISBN:4782801408 がおもしろ〜い! 付箋だらけ。承認のニード、主観主義へのすべり坂―2種類の主観化の区別、もっと微妙な言語……考えたい。世の中の、たとえば、自分さがしとかベストセラーのくだらなさに対して斜にかまえて高見に立つのではなく、自意識過剰だとかナルシシズムだとかACとか…、そうした(大衆的)ムーブメントの背後にある、(自己を超えて)〈ほんもの〉〔という理想〕へつながろうとする希求をみとめようとしてみること。考えたい。ポストモダン(の失敗)の可能性(だったもの)についても当然含まれるだろう。

こういうの面白くて、好きなのだな。