「『もんじゅ』課長自殺周辺の不審な巨額費用」(『Blog vs. Media 時評』2011.02.26)

http://blog.dandoweb.com/?eid=118079

高速増殖炉もんじゅ』(福井県敦賀市)で原子炉容器内に落下した燃料交換用の炉内中継装置を担当していた燃料環境課長(57)が自殺していたことが今週、伝えられました。自殺の理由について日本原子力研究開発機構は何の説明もしていませんが、前後して報道された事項を並べると不審な巨額費用が目に付き、ありがちな鬱病症状からの自殺とは思えません。何かが隠されていて、それが自殺の引き金になっている可能性があります。

3月2日にもんじゅの見学をしてきた。そのせいか、なんか気になるな。



もんじゅ』では自前の設計などせず、完全に業者「丸投げ」で仕事をしてきました。

そうなのか。本当かどうかわからないけど気になるところ。

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この手の事に付随していくつか問題意識がある。
「春8関連」も参考。きちんと分析しているわけじゃないけど。
http://d.hatena.ne.jp/sib1977/20100310/p2

「「利用者視点の強い信念がなければ技術は育たない」 20万円スパコンを開発した伊藤智義氏はこう見る」も参考。
http://d.hatena.ne.jp/sib1977/20100106/p2

大手の建設業者と政治家や官僚との癒着が昔問題になった(気がする)。科学・技術の発展が大事と言う言葉を被って、いろいろな癒着が現在進行中なのかもしれない。

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「[ニュースより]もんじゅ」も参考。
http://d.hatena.ne.jp/doublet/20110222#p2
こんなことが書いてある。

JAEA は、開闢当時の精神を見失って、事なかれ主義に陥ってるような空気を感じる。

組織というのは、老いていく物なのだろうか。


「多少のリスクはあっても、新しい事をしたい!」という人達が集まってできた組織。そういう人達が、「安定志向で頭を使わない人達」で置換されていくという事はあるのだろうか?って考えたりする。

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一応、断っておくと「もんじゅ」のことについて詳しく知っているわけではないので、特に非難したいわけではありません。

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「科学コミュニケーションが大事」と言われれる中で、「科学と政治」の関係が気になります。そういうのを考える「科学コミュニケーション」の専門家っているのかな?

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科学にお金が必要だって言うのはわかります。ただ、そのお金が適切な形で使われているのか?嫌な言い方をすると無駄がないのか?が気になります。

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・・・上記のことは、私自身が無能で実績がほとんどなく、科研費とかもらえていないから、嫉妬で言っている、って事にしようかな。