「日本は「維新主義」から脱却できるか」(『赤の女王とお茶を』2009-07-22)

http://d.hatena.ne.jp/sivad/20090722/p1

ただ、この二つ。結局のところ、「正しさ」をエリートが担うか、民衆が担うかという構造になっています。
双方、どこかに本当の「公」、「正しさ」があり、それを誰かが握っている、という思想なのです。
ですからいずれの場合も団体による政治活動を嫌い、「私」を排除する傾向にあります。
この傾向、ちょっと問題ありなんです。
さまざまな立場や価値観のプレイヤー達がお互いに交渉や調停を行って合意形成をしていくうちに「公」が生み出されていく、というのが自由民主主義の基本的なシステムです。

「もうちょっと上手くなってから練習する」というのはのび太の名言です。が、クセの強い名馬を乗りこなすには、乗るしかありません。


良記事だと思います。

今、地震ネタで盛り上がっていて、政治の事があんまり話されていないけど。

民主党政権はグダグダ」という感じの報道が多かったですよね。


私自身も失望したくなったり幻滅したくなったりする事も多いのです。でも、民主主義というものを使いこなしていくしか道はないと思っています。だから、もう少しの間、民主党の政権は続いて欲しいと思います。あと3年くらいは。できれば、政権を失う前に、地域ごとの1票の格差の是正をやって欲しい。