『英文法をこわす―感覚による再構築』(大西泰斗)

英文法をこわす 感覚による再構築 (NHKブックス)

英文法をこわす 感覚による再構築 (NHKブックス)

再読中。やっぱり面白いな。

  • 「訳語」「文法用語」が理解を妨げたり、ねじれた理解をさせることがある、という例が繰り返し出てくる。
  • そういうのって、物理を含む科学用語でもある気がする。良い言葉を選ぶのは大事。
  • 言葉はともかくとして。イメージをきちんと掴むことが大事、というのも同じかも。
  • この本の面白さは、研究者・教育者としての視点だと思う。良い方法を探求する人としての目線というか。
  • テレビの英語番組に出ているときの親しみやすさ、わかりやすさ。それと比較しての、この本の拡張高さ。このギャップは楽しいというか面白いというか。
  • p.195とか面白い。theの使われ方に関する場所にある記述。

知性の低い人間ほど、国籍に関してこうした乱暴な一般化をする。

  • いろいろなことに対して、すごい丁寧に考えている人なんだな、って思った。