組織改革

組織改革は必要だとは思うのだけど。

いきなり大がかりに全部変更しようと思うと大変だと思うのです。


局所的に試してみて、問題点を洗い出して、修正して、という試行錯誤のプロセスを経るのが大事ではないかと。


小さな領域で成功したら、少し拡大して、中領域で。中領域でもうまくいくようなら大領域で。


あと、それぞれもともとの性質や前提条件が違うんだからさ。一律に同じようなことをしろと言われても難しいと思うのだけど。


・・・まあいいか。

大学の改革

http://d.hatena.ne.jp/sib1977/20130528/p4 の続き?

  • 大学の改革とかもした方が良いとは思う。
  • 教育システムをこうしたいという理想みたいなのは、否定するつもりはない。
  • でも、まず、大学教員のいろいろな事務負担を減らすことを考えたらどうかな。
  • そのためには、人をたくさん雇わなくちゃいけないと思うんだけど。
  • 0.01 mg 単位まで測る事ができる性能の良い秤で、100 g単位の肉を測って売るのは馬鹿らしい。
  • 人材の活用の仕方が圧倒的にへたくそなんじゃないだろうか。
  • 組織の仕組みはそんなに簡単には変わらないし、変えるのは難しい。
  • でも、ある方向性をもって、変えていこうと思わないといけないのではないだろうか。
  • 大学の先生達も、なまじいろいろできてしまうから・・・。
  • 事務処理と「研究・教育」のある程度の分離は必要かなぁ。
  • 私がこういうこと考えていてもあんまり意味はない気がするが。
  • もし、意見を聞かれたときには、ちゃんと意見が言えたら良いとは思う。
  • よくわからないけど、事務処理には権力が付随するみたい。
  • ある種の許認可が関わるからかな。
  • 流通やマスメディアにも権力が付随する。
  • 大学って、いろいろ効率が悪いなぁ、って日々思うのでした。

クールジャパン

「クールジャパンとか自称すると恥ずかしい」
「自称クールジャパン。滑ったときの、寒いに近い」


日々のタイトルは少々過激にすることがありますが。
そのまま本心というわけではありません。


問題は内実なのです。言葉に内実がともなっていれば恥ずかしくないと思います。
控えめすぎるのも逆に問題です。
内実に対応する適切な主張をするのは、とても大事な事だと思います。


http://d.hatena.ne.jp/sib1977/20101007/p2

「これが俺たちの提案する価値だ」「どうだ凄いだろう?」みたいなんでいいじゃん。
というか、それだけじゃ駄目なんだけど、そういう要素も必要なの。


http://d.hatena.ne.jp/sib1977/20120405/p1

学術上は、有名雑誌に論文が載ろうが、マイナー雑誌に論文が載ろうが等価である。大事なのは、その論文の質だ。

論文誌によって、論文にある種のインパクトがないと載せてくれないところもある。このようにハードルが高い所に載っている物は、良い研究である率が高いだろう。ハードルが低い所に載っている物は、良い研究である率が小さいだろう。でもハードルが低い雑誌に、とても良い研究が載っている事もある。ハードルが高い雑誌に、わけわからん研究が載っている事もある。有名な雑誌に載っていることは、それはそれで凄いこと。でも、価値基準をそれに影響されすぎては駄目。自分の価値基準をきっちり持つことが大事。でも、みんなが正しいと思う事を無視していいわけではない。みんなが良いというものには、それなりの理由があるのだから。べたな言葉を使えば緊張関係が大事だと言う事か。

目の前にある自分の研究題材と自分との関係から生じる価値観。遠くにいる人達の総体から想定できる価値観。自分の目の前だけを見ていても、間違う。遠くの価値観だけを真似しても、自分の目の前にある問題には適用できない。

「量子スピン鎖におけるESRへの新しいアプローチ」(前田義高、堺和光、押川正毅、Ian Affleck)


「磁場が誘起する磁性体の新量子現象」
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/13130101/2005/3/ja
の報告書に載っていた。
*1

この種の報告書って、どこに行けば閲覧できるんだろう?
文科省とか国立国会図書館とか?



【追記】国立国会図書館サーチ内で検索した。
『磁場が誘起する磁性体の新量子現象の総括』(田中秀数, 東京工業大学)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000008343825-00

おー。あった!

*1:目次は次のURLにあります。http://d.hatena.ne.jp/sib1977/20120215/p1

国立国会図書館

http://www.ndl.go.jp/

量子スピンとか、低次元磁性体とかで検索するといろいろひっかかるな。
普段使うgoogle検索とは違って濃い感じのが引っかかって良い。


・・・

なんだか禁断の扉を開けてしまった気がしてならない。


「利用時間・休館日」
http://www.ndl.go.jp/jp/service/tokyo/time.html
土曜日も使えるんですね。



・・・


都市部に、特に東京(あるいはその周辺)に住んでいることのメリットははかりしれない。いくらネットが発達したとはいえ、まだまだ過渡期だし。

(2,3-dmpyH)_2CuBr_4

スピンラダー化合物(2,3-dmpyH)_2CuBr_4の磁性(21pGJ 量子スピン系(一次元系),領域3(磁性,磁気共鳴))
http://ci.nii.ac.jp/naid/110007655156

低次元磁性体(2,3-dmpyH)_2CuBr_4の強磁場ESR(25pPSA 領域3ポスターセッション,領域3(磁性,磁気共鳴))
http://ci.nii.ac.jp/naid/110008098098

めも。