名古屋で日記など

http://www.phys.cs.is.nagoya-u.ac.jp/~watanabe/diary/d200707.html#2007-07-09

 僕は、大学は中学や高校とは違うと思う。したがって大学の教員は中学や高校の先生と違うことが求められるべきだと考える。しかし、昨今の「大学の事実上の義務教育化」に伴い、大学の教員に求められる教育姿勢が中学、高校の先生とかぶり出している。そんななか、学生の立場に立って授業をしようとすると、どうしても「高校の先生」みたいになってしまう。「理想としての大学」と「現実としての大学」の狭間で、今日も僕は高校の授業のようなゼミの準備をするわけだ。

めも。