いまさらながら交代系フィッティングとかを思い出してみたりする今日この頃


「磁化率の低温での立ち上がりはWFなんじゃないですかねー」とかいろいろ。「フェロ不純物だと嫌だねー」とかいろいろ。


まぁ、それはともかく。

昔スルホンのあれで、交代系フィッティングして、Jとかαとか求めたんですけど、Jとαがわかればギャップもわかるわけです。論文に載せていませんが。磁化率を測るときは磁場をかけますけど、そうすると基底状態におけるギャップもその分小さくなるわけで・・・頭が痛くなってきた。

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磁化率フィッティングにより見積もったギャップは確か磁化測定や比熱測定から見積られるたゼロ磁場でのギャップより確か大きくなった気がします。αが1に近い(例の論文では0.98と見積った)とギャップは小さくなるんだけど、Jが馬鹿でかいからね(磁化率が最大値とるのは65K付近だから〜、とぼかした書き方)。磁場の効果を換算すればもう少し近づくのかな?そもそもフィッティングに用いる式の適用自体が怪しくなるのかな?

うーん、まだまだ与えられたおもちゃで遊びきれていない感じ。頑張りましょう。


いまさらながらに思うけど、間違って行った実験や、悪い条件下で行った実験などが、他者のデータを見る上で参考になることがありますねぇ。