25歳以下は読まないでね。
少し後ろ向きではあるが記憶を反芻する、というより過去を回想してみる。
大学に入るまでは、他者から見れば比較的生真面目な人生を送ってきたと思う。
別に悪いとは思わないし、そこそこ楽しかったけど。
生真面目の定義は?彼女にとって楽しいってどういうことだろう?
すごい辛いことがあったとしても、それが意味があることにつながると
信じることができれば、人はその辛さに耐えることができる。その辛さが後で得たものに対応すると信じられるのなら、良い思い出。
辛い思いばかりで、良いことが何もないと悪い思い出になる。現状が僅かにプラスであっても、今まで辛いことがあった分だけ、
そのプラスの価値を重く見る。
変動が、物事を見る目を変えるとも言える。大学時代はとても楽しかった。議論できる相手ができたから。
新しい思考、新奇な知識、新鮮な体験。
自分というものがどんどん作り変えられていくような感覚。
どこまでが自発的でどこまでが他者からの影響で
再構成・再組織化されたのかわからないけど。
毎日わくわくして、いつも悩んで、どきどきしていた。
彼女は議論をすることが楽しかったのかな?作り変えられるって言うのは、快ばかりではないだろう。
不快な思いもたくさんしたはず。
でも、自身と他者とを変質させるというのがコミュニケーションの目的とも言える。紆余曲折を経て学んできたもの、学んできた過程に彼女は愛着を持っている。
学ぶって何だろう?
繋がりを知るってことだろうか?何に興味を持つか?がその人の本質とも言える、というより、
「私」は人を見るときにそれが気になる。
「私」にとって一番大事なことって何?って自問する。