尾筺の『商人道ノススメ』を読んだ。(『最近の噂』2009年8月4日)

http://cruel.org/other/rumors2009_2.html#item2009080401

ある意見に対して反論が出るかもしれない――それで? 反論がこわいから意見が言えない――それはあんたの問題でしょ? それを空気のせいにすることこそ、悪しき身内主義を蔓延させる発想でしょう。「空気」を批判することこそ何より空気を延命させる。空気をつぶす最高の方法は、空気がないかのごとく(だって実際にないんだもん、そんなもの)自分の言いたいことや言うべきことを言うことなのだ。松尾は空気を批判してみせることで、その空気から逃れた高みに立てたつもりになっている。バーカ。ぼくに言わせれば松尾こそがありもしない「空気」の最もいやしい奴隷でしかない。

面白い。高みにたったつもりで何も見えていない、って事にはなりがちかも。気をつけよう。


別に「空気」が一方向にだけ流れていたわけじゃない。いろんな意見があった。それだけの話。他の事例でもみなそうだ。一方向にしか流れていないように思う人は、たいがい2ちゃんねるまとめサイトしか見てないからそう思ってしまうだけなのだ。

面白い。空気というものがあるとしても、それを固定だと考えるのは変だね。