【日本の未来を考える】東京大・大学院教授 伊藤元重 高等教育への“仕打ち”

http://sankei.jp.msn.com/life/education/100105/edc1001050259000-n1.htm

日本の科学技術の未来を託すべき多くの若者が、実に多様な分野で日々研究に従事している。大学の研究組織は徒弟制のようなところがあり、教授、准教授、講師がおり、その下に今述べたようなポストドクターや博士課程の多くの若い研究者がおり、その下にはさらに修士あるいは学部の学生がいる。こうした濃密なコミュニティーの中で日々切磋琢磨(せっさたくま)し、共同作業を続け、そして多くの刺激を受けることが学問にとって必要であるのだ。徒弟制度は古いと思う人もいるかもしれないが、米国だって欧州だって、世界中の研究組織がそうした仕組みである。学問はマニュアルで進めるものでもなければ、ベルトコンベヤーで作るものでもない。

「徒弟制度だから悪い」って言われると困るなーって思っていたのだけど、やっぱり同じ意見の人はいたんだな。


まあ、でも、現状の大学は、旧来の徒弟制度だけではないと思うけど。