『高学歴のテロリストの半数近くが理数系出身』(Newsweek誌)の理由を考察する〜理数系の思考回路が原理主義に走りやすい理由

http://news.livedoor.com/article/detail/4652314/

うさんくさい記事。内容も客観的じゃない気がする。

ニュートン万有引力とかの記述も少々おかしいと思う。(少々説明が面倒なのでその説明は略・・・というのも誠実性がないか。ちょっとだけ。こういう感じ(下品に言い換えると「ニュートン力学は欠陥品だ」)の科学観を多くの人に持って欲しくない、ということだったりする。田崎先生や清水先生の熱力学の教科書を読むのが良いと思う。あと大野先生の『非線形な世界』とかも良い。)


理数系の人間がテロをしているにしても、単純にテロ行為を行うさいに、その知識や論理的思考能力が有効だからではないのかな? まず、そういう要素をあげるのがフェアだと思う。専門知識なしに行えるテロ行為なんてたかが知れているものだと思うし。何か事をなすさいに、やっぱり使える人材が欲しい、って思うでしょ。

・・・

テロはよくないことだと思います。ただ、貧困国の人間が行うテロ行為より、裕福な国が実行する「正義」が時に多くの人を苦しめることを忘れるべきではないと思います。・・・まあ、私はほぼ忘れているけど(←駄目人間)。



【追記】2010/03/19
非線形な世界』(大野克嗣)ISBN:9784130633529.139の「3.2 意識されないほど普遍的な現象論」から数ページほど。ニュートン力学に関する言及があります。ニュートン力学の位置づけに関して、考える手がかりになるはずです。