大学のこと

「何人以上何人以下入学させなければいけません」「かならず、卒業・修了させなければいけません」

こういう条件を崩していくことが大事なのでは?だって、こういう仕組みだったら、学生が甘えちゃうでしょう?いい加減にやっていても、卒業できるし、努力するだけ損ってことになりうるし。

試験をして、一定水準以上の人を入学させるのは、「この場所で学ぶ・研究する能力がある」ってこと。卒業・修了させるのは「本学は、該当者が、学士・修士・博士の能力を持つことを保障します」ってことだと思う。

いつまでも義務教育みたいな感じ。「大学」と「学校」は違うと思うんだけどな。大学は、学問をするところだと思うし。


大学をどうすればいいのかなー、って思うと、文部科学省がなんとかして欲しいなー、って思うこともあるし、大学自体が独自の財源を持つべきかなーとも思う。

なんていうか、今のシステムって、誰も責任をとらなくてもいいや、っていうぬるい感じだし。しかし、「それが洗練されたシステムです」って言われると、まだ、私は対抗できる言説を持たないかな。


財政基盤を確立しないとどうにもならない感じ。いろいろ無意味な規制をなくしていく必要があるでしょうね。



研究活動を通して、教育を行うところが大学だと思うし、そのためには膨大なお金が必要となる。問題は、それを誰が払うかだと思う。十分価値のある、投資対象だと思うから、システムによってはうまくまわるはず。