『電磁気学の基礎 I』(太田浩一)

電磁気学の基礎 I

電磁気学の基礎 I

えっと、まだ一章しか読んでいませんが。


一章だけでもすごいおもしろいです。買って良かった。

「世の中で一番おもしろいのは物理学だよなー、やっぱり」とか言いたくなるくらいおもしろいです。

藤澤さんの中で、一時期量子力学ブームがあって、その後、統計力学ブームがあって、その後、熱力学ブームがあったわけなんですが、次のブームは電磁気学な感じがしてきました。

ぱらぱら本をめくってみた感じですが、量子力学統計力学などをある程度知っている人が読むと良い感じがします。


まあ、それはともかくです。書いてあることは本当なんですかね。私がぼんやり抱いていた電磁気学の歴史というか成り立ちに関する知識がかなり修正を余儀なくされたのですが。とってもエキサイティングな出だしです。

こういうのを書くことができる人が学者なんだと思います。だから、私はとても学者にはなれない、って思いました。研究者としての心を持ち続けることはできたとしても、学者を自認することはできないといつも思います。


続きを読むことができるのはいつだろうか。いろいろ雑用をこなして時間を作らねば。