- 博士をとって、その後どうなるか、って学生の頃に考えてはいた。どんな職に就けるかな?と。
- 研究職、教育職、技術職、みたいなのは想定していた。企業で働くことも、一応想定していた。
- 東工大で、物性物理実験をやっていたら、どっかで働く事はできるだろう、と楽観視してました。
- 研究関係で、任期付きでも良いから、自分が必要とされるような場所で働こうかなと。
- もうちょっと長い間、任期付きの事をやっていても良かったんですが。家族の事を考えるといろいろ不安材料があって、安定した職についた方が良いかな?とだんだん思うようになりました。
- 一番の理由は、「研究職は私には無理」と、身にしみて分かったからだとは思いますけど。ポスドク〜特命助教の頃は落としどころを探していたような感じかも。もちろん、研究・教育職に就く可能性も模索はしていましたけど。
- 誰かの研究をサポートする力はあるのかもしれないけど、自分自身で新しい物を切り開く力みたいなのは、私にはあんまりないのかな、って思いました。いろいろな研究者を観察して、自分なりに試行錯誤してみてそう思いました。
- 私みたいな能力と価値観を持つ人を必要とする事や場所はあるだろう、という楽観はずっとあったかも。
- 今の環境は、自分の気質や性質に合っているとは思う。
- 行う業務とはあんまり関係ないのだけど、研究の事は考えていないといけない気がする。うまく説明できないけど。何かを作ろうとすることが大事というか。