『過去を復元する 最節約原理,進化論,推論』(著:エリオット・ソーバー (Elliotte Sober)、訳:三中信宏)の感想 1

過去を復元する―最節約原理、進化論、推論

過去を復元する―最節約原理、進化論、推論

http://www.keisoshobo.co.jp/book/b61590.html

エリオット・ソーバー『過去を復元する』コンパニオンサイト
http://cse.niaes.affrc.go.jp/minaka/files/ReconstructingPast.html

「日本語版への序文」
http://cse.niaes.affrc.go.jp/minaka/files/Sober-foreword.html


英題は、‘Reconstructing the Past’、副題として、‘Parsimony, Evolution, and Inference’と続きます。

ちょこちょこ読みつつ、引用しながら感想を書いていきたいと思います。感想と言うより、私が受けた印象や読んだ文章から連想した別の本に関してとか、私の妄想とかそういうのに近い物になると思います。「他者に読ませる物」ようなきちんとしたものではありません。

以前に、第2章までは一度読んだのですが、既に忘れているので最初から読むことにしました。

私はこの本を読むことに3〜4回挫折しています。難易度が私にとって高かったからです。今の私にとってもかなり高いと思われます。この本を読むための準備というか前段階として、『系統樹思考の世界』(三中信宏) ISBN:4061498495,『分類思考の世界』(三中信宏)ISBN:9784062880145,『進化思考の世界』(三中信宏)ISBN:9784140911648 という本を読みました。また、『統計学を拓いた異才たち』(デイヴィッド・サルツブルグ)ISBN:9784532195397して読みました。今回は挫折せずに最後まで読むことができるでしょうか。1ページ、1ページが強烈に凝縮されていて、読むのがなかなかしんどい本なのですが、途中まで読んだ限りではとっても面白い本でもあるので、がんばって読んでいきたいと思います。