「どんなテレビ番組を見ている?」 (『にびねこらむ』 No. 7) の続き。
前回の続き。
文字数の関係から前回とりあげ損なったが、『魔改造の夜』は、大人が真剣に知識や技術や時間の無駄遣いをしている感じが良い。実際の勝負の時に、まともに動かない事例が多くて、それはそれで良いのだけど、まともに動くときはどうなのか?みたいなのが知りたい。
次は、料理番組というか食物を扱っているのを集めてみた。
『ごちそんぐDJ』
ただの料理番組だけではなく、歌ったり踊ったりしている。表現への挑戦を感じて、とても面白く見ていたのだけど、終わってしまった。
『レイチェルのパリの小さなキッチン』
これとその続編は、料理も良いけど海外の街並みとか自然などが見れて面白い。途中経過は雑に見えて、最後にできる料理は毎回おいしそうなところが凄い。知らない食材がいろいろ出てくるのも楽しい。いっしょに美味しい物を食べることで、人はつながるし、そういうのを、わたしは忘れがちだな、って思ったり。
『ブリティッシュ・ベイクオフ』
勝負形式で、いろいろな料理が出てきて面白い。失敗した料理を見ることができるのはとても参考になる。歴史の話もでてきてそれも良い。あんまり人間ドラマっぽいところを強調せずに、技術的な点にフォーカスして欲しいと思うことはある。
『365日の献立日記』
なんというか日本人が食べたくなるようなおいしそうな料理がたくさん出てくる。番組中手抜き料理とされているものが、ぜんぜん手抜きに見えない…。
『グレーテルのかまど』
世界各国のデザートを、歴史・人・物語と絡めて紹介している。この番組に出ている料理を、わたしもいくつか作った。
『サラメシ』
たまに見ることがあるけど、食べている物よりも、いろいろな知らない仕事を見れるのが面白い。
『アド街ック天国』
美味しいパン屋さんや美味しいお菓子屋さんを目当てに見ている。それと、わたしはいろいろな地域のことを知らないので、けっこう勉強の意味もあって見ている。常識を知るためというか。
前回と今回で、よく見ているテレビ番組についていくつ書いた。日本の番組は、芸能人というかお笑い芸人が出てくる番組が多くて、そういうのはなんとかならないのかな、って思う。もうちょっと、プロと言うか専門家が主体になった番組が良いなって思う。
(次回更新は2024年9月9日)→「なにか価値のあるものに変換できる?」(『にびねこらむ』 No. 9)