研究

強磁性共鳴

強磁性共鳴について考え中。少しずつ分かってきた。あともう少しだ・・・と一ヶ月くらい前にも思った気がするが。まあ、前進はしているんじゃないかな。 ・・・とかいっていたら、行き詰まった。つーか、今参考にしている論文あっているのかな?って疑い始め…

自分がメインでやっていないことを発表しないといけなかったり

そういうのの、アブストを書くのはけっこうしんどいな。

フィッティングとか

低温部で磁化率のフィッティングが合わないな。磁場効果が出てくるのかな?それとも違う効果?要検討。まあ、第一近似としてはそれほど悪くない結果と言えるだろう。 分子場近似を使えばもう少しましなデータになるかもしれない。 単純なダイマーモデルだと…

スピン格子緩和(縦緩和)時間T1

エネルギーがスピン系から格子系に移る際には、2つの機構があり、直接過程とラマン過程とがある・・・らしい。高温では、ラマン過程が優勢であり、低温では直接過程が無視できなくなる・・・らしい。 磁気共鳴って難しいよ。(-_-;)

論文草稿へのコメントを考え中

自分の専門じゃない論文に対してコメントを入れるのはしんどいが、専門じゃない論文を書く方がよっぽどしんどいよな。

プレプリントサーバー

プレプリントサーバー(cond-mat)に某氏の論文を載せるように頼まれたのだけど、自分のID及びパスワードを忘れてしまった。探したら見つかったけど、これって、なんというか、それだけ投稿していなかったって事だよねぇ。(溜息)

強磁性共鳴

もうすこし易しい本はないのかなあ。洋書を漁るべきか。まあ、なんというか、もう外堀は埋めた感じなので、本丸な感じの論文を読むしかない、というところ。

アロットプロットネタ

「アロット・プロットについて」 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2255977.html http://www-nano.phys.sci.osaka-u.ac.jp/research/Rb-zeoliteA.html

いろいろ考え込み中

強磁性体サンプルは慣れないから難しいよ。むー、でも新しい事をいろいろ勉強できる。あのずれは、磁気異方性に由来するかもしれない。なかなか面白そうだ。でも、上司を説得するには、お勉強が必要だ。『強磁性体の物理』(近角聡信)ISBN:9784785323042は買…

磁気共鳴における線幅

勘違いや間違いも混じっているかもです。重複がありますが、それは寄せ集め文章だからです。順番は関係あったりなかったり。 スピン相関と「ESRのg値及び線幅」との関係は難しい。言い換えれば、私はあんまりよくわかっていない。 なんとなくイメージはある…

量子スピン系のモデルいろいろ

たまには自分の研究分野のことを振り返ってみる。 量子スピンとか一次元系に関するレビュー論文はいくつか出ているので、時間があったら、そういうのを参考にしてもう少し中身のある解説とかが書けたらいいけど、たぶん書かないだろうなぁ・・・。

『熱力学の基礎』(清水明)

熱力学の基礎作者: 清水明出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2007/03/01メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 37回この商品を含むブログ (19件) を見るp.204の熱機関の効率に関する話の注。 筆者は,様々な原理的限界を求めるのが好きだが,とかく原理的…

dioptaseの磁化率

なんか以前は疑問に思っていなかったんだけど、dioptaseの磁化率って凄い大きな下駄を履いているような気がしてきた。前はH||容易軸の時に磁化がゼロにならない理由は軸が傾いているためだと思っていたんだけどそうではないかもしれない。ボナーフィッシャー…

ウェブサイトによる情報発信

そういえば、私のウェブサイトって、研究に関するまとまった解説ってないですね。学部4年生とは言わなくても、修士以上向けの研究の面白さを伝えられるような解説みたいなものがあれば良いかもしれないと思いました。

MPMS関連

6時間ちょいで満タンからヘリウム30%消費! やっぱり磁場変化はヘリウム消費が激しい。とっても贅沢な測定かも。「もう少し粗くていいと思う」という私の意見は一応前から何回も言っていますが、ここは研究者のセンスにも関わるところだし、私がヘリウム代を…

反磁場補正

薄膜垂直だから、4πの効果。さらに、1 emuはだいたい1 Gaussで、T(テスラ)に換算するときは4πx10^{-4}なわけね。やっとわかった。これでなんとかなりそう。しかし、ESRの角度変化のデータが少し気になるな。〜依存性は、単純に反磁場の大きさに帰着できそう…

実験ノート(wiki)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%9F%E9%A8%93%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88やけに詳しいなあ。

科研費書類書き中

Rb2Cu3SnF12の強磁場磁化過程のデータで、ある磁場でgapが潰れて磁化が出てくる。磁場誘起秩序相における磁気構造はどうなっているんだろうね。・・・って感じのことも書こうかな。

「4回生のための研究生活ガイド〜物性実験系編〜」のコロキウムに関する言い訳

10月21日にこんな感じのタイトルで研究室内のコロキウム発表。まあ、物性実験系編というよりも、現在私が所属している研究室向けの内容かな。 文献検索 論文・本の読み方 輪講の仕方 質問の意義と仕方 効率の良い実験・装置開発のために 実験試料に関して 実…

桁落ち

この年になってやるとは・・・。データががたがたになってしまった。Excel→カレイダの時に桁を落としてコピーしていたみたい。ふう。まあ、時間的なロスはあんまりないということであんまり落ち込まないように。現時点のデータを見る限りでは、整合性がとれ…

質問されたら本を紹介する理由

卒業研究の発表で、ESRのスペクトルの角度変化についても話した。質問の中にg値の異方性の起源は何ですか?という趣旨のものがあった。私はその時きちんと答えることが出来なかった。終わった後に先生に聞いたら、それは「軌道角運動量に由来する」と教えて…

スピン数・・・

外堀というか背景知識は少しずつ分かってきたのだけど、計算した結果がどうしても合わない。学会発表どうしよう。研究発表と言うより、お勉強発表になってしまうかもね。まあ、新しい事実がない分けじゃないんだけど。

スピン数カウント

思っていたより、いろいろやっかいだ。まずオーダーが合うかなぁ。

スピン数のカウント

1.適当な標準を探しましょう 2.標準物質の校正をしましょう 3.未知物質と標準物質との比較をしましょうみたいなー。

測れていないサンプルがたくさんあるな

特に、西原さんから預かっているサンプルが測れていないのが辛いな。でも、研究室の優先順位的にごめんなさい、という感じで・・・。まあ、今度のミーティングでちょっと話してみるのはいいかもしれないけど。

某論文の原案 -Introductionに関して-

なんか、やる気が起きないので、ちょっと後ろ向きな話。最近出版された論文に関して。 当初はこんな感じのイントロにしよう、と思っていた。

DTN (NiCl2-4SC(NH2)2)ってどう合成するのかな?

http://link.aip.org/link/?JCPSA6/74/4103/1 The compound dissolving a large excess of neckel chloride in saturated aqueous solution of thiourea. The material has large tendency to form twinned crystals・・・ 結構簡単?

最適切

自分で直接にデータを弄り、試行錯誤してみないと、気がつかないことが多い。また一つアイデアを思いついた。 今やっているデータの整理の仕方は、私的には妥当だと思うし、多くの研究者にとって納得がいくものだとは思う。でも、こういうデータの整理の仕方…

科研費

http://d.hatena.ne.jp/sib1977/20080609/p6 の続き。 研究種目 若手研究(B) 細目 4303 物性II 研究課題名 ・・・まぁ、秘密にしておく 若手研究(B) 応募件数 23355件 採択件数 6487件 物性II 応募件数 165件 採択件数 40件採択されなかった研究課題の中での…

データ解析

長い間気持ち悪いなーって思っていたデータ解析の結果があった。さきほど、自分の解析方法のミスを発見した。ベースライン補正をしないままデータを式に突っ込んでいたから駄目だったんだな。普段はシグナルに対し、ベースラインのずれはとても小さいんだけ…